「眠らない女」酒井あゆみ
久々に本の紹介記事です。
今日紹介するのはこちらの本です。
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【中古】 眠らない女 昼はふつうの社会人、夜になると風俗嬢 幻冬舎アウトロー文庫/酒井あゆみ(著者) 【中古】afb
「眠らない女 昼はふつうの社会人 夜になると風俗嬢」酒井あゆみ著
確かこの本を最初に買って読んだのは10数年前で、まだ私が大学生の頃でした。
今改めて読んでみると、、、、、
うーーーーーん、
時代性を感じますね。。。。。。
ここに登場している女性達の共通している特徴をあげます
*そこそこの金額を稼いでいる *何かしらの男性経験や性的なトラウマを抱えている人が多い *昼間の仕事でもそれなりに適応している *外見は中の上以上(中には30代後半の人もいましたが年齢よりうんと若く見える)
これは風俗嬢の中でもかなりの「勝ち組」の部類に入ると思います。
昨今は「最貧困女子」という本でもちらりと出てきたように、風俗の面接で採用されるのは10人中2人という厳しい現実ですよ。 しかも採用されたところで稼げる人はほんの一握りのようです。
そして風俗をやる女性は特殊な女性ではない、貧困のために学費を払いながら奨学金を返すために働いているごく普通の女性が足を踏み入れる世界になりつつあります。
この本に挙がっているような特殊な男性経験のない女性、中にはバージンの女性さえも働くような世の中になっているのが現状です。
あと、気になったのはこの本に出てくる女性の語り口が皆さん似通っていますね。
職業や年齢はバラバラなのに・・・口調がフランク過ぎるというのも不自然な気がしました。
誰かが修正を加えたりしたのでしょうかね?
夜のお仕事や風俗の仕事について知りたいと思っている人は、あまり参考にならないような本の気がします。
うーーん、それとも10数年前はこんな感じでバリバリ働いている女性が多かったのかしら?? と疑問です。
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