晴れた日には本を読もう

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ドラマ「Nのために」

2014年末に放送されていたドラマ「Nのために」を再視聴しました。

 

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原作の小説よりもドラマの方が良かったという非常に珍しいケースの作品だったので思わずブログに書き残したくなりました。

 

このドラマの魅力を簡単にまとめます。

 

・映像が美しい&島の風景が良かった(第一話で希美と成瀬君の自転車2人乗りシーンは映画みたいだった)

・音楽が素晴らしい(思わずサントラを買ってしまった)

・登場人物の台詞が良い(主人公の「下を見ない!上を見る!」が大好きです)

・役者陣が良い(ミスキャストが誰もいない)

・最後まで事件の謎が分からなくてドキドキした

・ミステリー要素と恋愛要素、両方楽しめる

 

まだまだ、良い所をあげたらキリがないのでその辺にしておきますが、このドラマを観てはじめて榮倉奈々をいいなぁと思いました。

 

ただの悲劇のヒロインにならずに、男前で自立した毅然とした姿には勇気を貰えました。

 

特に3話までの高校生の頃の島のパートが気に入っています。

成瀬君との心の絆がしっかり描かれていて、でもシャープペンシル「た・す・け・て」の合図には気付いて貰えないのが切なかったね・・・( ノД`)

 

付き合ってキスしたり抱き合ったりするだけが愛ではない、本当に好きだからこそ相手の幸せを思って身を引く愛の形・・・。

私もそんな経験があるので凄い分かります。

 

離れていても、心が繋がっている成瀬君と希美の関係は改めていいなぁと思いました。

 

こんな感じで最初の頃は成瀬君ひいきの私でしたが、物語後半から西崎さんに好感を持つようになりました。

 

ドラマ内では成瀬君派か安藤さん派に人気が分かれているようですが、私は西崎さん派です。

 

安藤さんは、「こりゃあ、女性にモテるだろ!」みたいに分かりやすい憧れのエリート君「モテの王道」という感じがしてあまり惹かれませんでした(どうやら私は陰のある男性が好きみたいです、苦笑)

 

私が主人公の希美だったら(同郷の成瀬君は心のオアシス&癒しにして)、安藤さんではなく西崎さんの方を好きになってしまうだろうなと思いました。

 

それにしても、西崎さん演じた小出恵介は今や残念なことになってしまっていますね。

小出恵介本人も西崎さんみたいな性格だったら良かったのに・・・。

 

ドラマでは心の傷を抱えながらも、DV被害に遭っている人妻をけなげに純粋に愛して助けようとし、全ての罪を一人で被る献身的な男性でしたからね。

 

「そこまで真剣に誰かに愛されてみたいよー( ノД`)シクシク…」と愛に飢えている私は本気で思ってしまいましたよ・・。

 

 

 

 

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