ドラマ「私の運命」
またまた懐かしドラマ編です。
今日紹介するドラマはこちらです
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「私の運命」1994年~1995年放送 出演者・・坂井真紀、東幹久、常盤貴子、段田安則、野際陽子、佐野史郎etc
何とも豪華な出演者です。
ネット動画で一気に21話までみました。
この頃の坂井さんは可愛いし、東さんもイケメンでお似合いですね。
先日「大恋愛」の記事にも書いたように、病気+純愛物ドラマはあまり好きではない私ですが、このドラマとセカチュー(世界の中心で愛を叫ぶ)はなぜか許せます。
このドラマは、ただ純愛たっぷりのお涙ちょーだい物語ではないシリアスさがありました。 医療の現場や問題点についてきっちり描かれていたこと。 親子、そして兄妹の絆などもきちんと描いていて感動する場面が多かったこと。 それらを評価します。
そして何より俳優陣の演技が皆さん素晴らしかったです。
主演のお二人も良かったけれど、野際さん演じる息子を溺愛しすぎて宗教にハマる。。それでもなぜか憎めないお母さん、段田さん演じるお兄ちゃんの愛情と優しさ、ちょっと複雑な事情を抱える看護婦(後に医大生)役の常盤ちゃん、凄腕医師の片桐役の佐野さん、後半献身的に千秋を支えるいい人の山口さん役の渡辺いっけいさん・・どの方もみんな役にハマってたな~。
私が個人的に好きだった人物は常盤貴子さん演じる後藤里美と、佐野史郎さんの片桐教授でした。
私的に好きなシーンは 1、次郎の元彼女の里美の家に、千秋が「あなたにお話があります」と訪ねてくるシーン。
2、後半、佐藤先生が千秋の息子の昇を助けたいがために「どうしてもお前の力が借りたいんだ!頼む!」と片桐先生の元を訪ねるシーン(その会話を里美がこっそり電話で聞いていて・・・)
俳優陣が迫真の演技だからこそ、ドキドキハラハラでしたね。
患者を実験台としてトライアル的な医療行為を行える片桐を人間味に欠けていると非難していて、患者一人一人を大切にしたいという考えを主張していた佐藤先生・・。
目指す医師の方向性が正反対の2人・・。
でも、医療の世界では、どちらのタイプの医師も必要な存在なんですよね。
片桐先生のような先生がいるからこそ、日々医療の進歩が発展している(片桐先生なしでは千秋の息子の昇の命も危なかった) そして佐藤先生のように患者に寄り添う姿勢の医師の存在も大事。
最後まで自分の医師としての信念を貫き通して、肺がんで亡くなるときも「自分の体を実験台に使ってくれ、葬儀の必要はなし」と遺書に記した片桐先生は最強にカッコ良かったです。
里美が、片桐先生に惹かれる気持ちも佐藤先生と結婚してもずっと好きで忘れなかったのも分かる気がしました(もちろん佐藤先生も素敵な人ではあったけれど)
昔は難病&純愛ドラマとして、千秋や次郎に感受移入してみていましたが、年を重ねた今は医療ドラマとして里美や片桐サイドで感情移入しながら観てしまいました。
エンディングから予想すると、千秋と山口さんはその後何年かしたら再婚するのかもしれませんね。
ネットで配信されていますので、若い人からある程度の年齢の方・・全ての方にオススメのドラマです。
このドラマのサウンドトラックも素敵でした(音楽を聞きながらドラマのシーンを思い出しては、泣いてしまいます) ↓ ↓ ↓
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