映画「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
本日、紹介する映画はこちらです。
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「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」 2008年米 主演 ブラッドピッド
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洋画で久々に心動かされた作品です。
私自身、年齢を重ねるにつれ希望や夢が亡くなり絶望感や喪失感ばかりが募ってきています。
まさに人生折り返し地点の焦りと老いに対する恐怖で毎日心が蝕まられています。
しかし、この映画の主人公のベンジャミンは老人の姿で生まれ、年を重ねるにつれ肉体はどんどん若返っていくという運命を背負って生きています。
老いを迎えることの恐怖は世間では一般化されていますが、どんどん若くなっていくという人生もまた辛いものなのかもしれないと感じました。
ベンジャミンが幸せだったのはちょうど人生の折り返し地点の40代の一時期だけだったのかな・・と思うと、とてもやるせないですね・・。
精神年齢と肉体年齢のバランス、運命の女性ベイジーとの年齢のバランス、色々な面でバランスがとれていてピッタリとはまっていた刹那の幸せ。
「永遠なんてないのね」
「この(2人の)姿、しっかり目に焼き付けておきたい」
人生は、なかなか儚いものです。
今の年齢を懸命に生きたい、現在を生きるこの瞬間を愛しく大事にしていこう、と強く再認識させられました。
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