「ピケティと21世紀の資本論」を読んで格差問題について考えてみた
ピケティには以前から興味がありましたが、原本は内容も分かりにくいという評判だったのでイラスト入りの書籍を購入してみました。
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どんなに働いても労働者でいる限り、一生貧困層から逃げ出せない仕組み。
一方、大した労働をしなくても不労所得が入ってくる裕福な層も確かに存在する。
そんな残酷な「格差社会」の仕組みについて説明された本です。
では、格差社会のピラミッドに立つにはどうしたら良いのかという問題ですが大きく分けて2つの方法があります。
1、自らが資本家になる
今は資本家になろうと思えば誰でもなれるのです。
株式投資、不動産投資を勉強してみるのも1つの手です。
今では東証株価指数に連動した投資信託や、ETFなど株式の「インデックス運用」が個人でも可能な機会が増えていますので運用してみるといいかもしれません。
不動産投資はリスクが高いものの、REITあたりは手軽に始められます。
2、自分が他の人より高い成長率を実現する
まずは「高い成長率の企業で働く」というのがシンプルな解決策でしょう。
その上で「労働時間を多くする」という手もありますがそれには限界があります。
「時間の生産性を高める」のと今後の知識や技能を蓄えるために「自分という資産に投資する」という方法が推奨されています。
しかし、いくら資産が増えたところで上には上がいて、富裕層の中でも格差は生まれてくるでしょう。
そして、私は株や不動産を買うお金すらもなく、馬鹿な上に身体も弱く体力もないという企業にとって使い物にならない人材です。
これも格差です。
身体や頭脳に恵まれないという、生まれつきどうしようもない人も世の中存在するのです。
馬鹿、貧乏、能無し、そんな私が生きる術とは・・・・??
格差を否定するのではなく、肯定して自分らしく生きる方法を探るのが一番幸せなのでは?と自分の中での結論です。
私が今後「格差社会」について備えておきたいことは、、、、
1、取るに足るを知って、今あるものに満足すること
私はアンチキラキラ信仰者です。
見栄を張ったりマウンティングするより、今あるもので幸福に暮らすことを考えたいです。
家族を持たない、家を持たない、ブランド品を買わない・・etc
pha氏の「持たない幸福論」は参考になりました。
過去記事はこちら
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2、必要以上に搾取されないように知恵をつける
税金や補助金の仕組み、確定申告について少しは勉強しておこうと思います。
控除、補助金、失業保険・・etc
使える制度はどんどん利用しないと損をします
3、個人主義を貫く
最終的にはなんといってもコレではないでしょうか。
会社や組織をアテにしない。
月に数万円~10万円の副収入を得るために行動&勉強する。
メディアの流行に踊らされずに流されない。
タピオカが人気だろうが、あんな1杯の飲み物で500円以上払うなんて馬鹿げています。
搾取もいいところです。
最近は「鬼滅の刃」が流行っているらしいですが、映画館まで行って観に行く価値があるのか客観視しています。
DVDレンタルだと100円、アマゾンプライムだと500円で色々な動画見放題ですからね。
たとえ1900円でも本当に価値のあるものにしかお金を使いたくないですね。
クリスマスや正月、ハロウィンなどメディアが作った商業的な行事はスルーして、必要以上に出費せず普段と変わらず過ごすのも大事です。
周りがなんと言おうが、自分のペースを崩さず生きていくのです。
まとめてしまえば、格差なんてちっちゃなことは気にせず個を貫いていこうと改めて考えた次第であります。
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