晴れた日には本を読もう

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映画「くちづけ」

映画は休日にDVDで沢山視聴しているのだけど面白い!と思う作品になかなか出会えず・・。

 

泣ける映画で有名な名作「ロミオとジュリエット」を観ても心が動かされず・・、どうも私は洋画とは相性が悪いのでしょうかね?

 

そんな中、久しぶりに面白い!と思った作品に出会えたのでご紹介します(やはり邦画になってしまいますが・・)

 

映画「くちづけ」

 貫地谷しほり、寺田孝之、竹中直人出演

 

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映画の舞台は埼玉県の田舎にある知的障害自立支援のひまわり荘・・、そこでの人と人との触れ合いが主に描かれています。

 

感想・・・大笑いもして、大泣きもしました。

 

最期の展開については賛否両論だったようですが、いっぽん先生とまこちゃんはこれで永遠と離れることはないと思えば、これはこれでハッピーエンドだったのではないかなぁと思いました。

 

ところで寺田孝之さん演じるうーやんは知的障碍者というより、高機能自閉症に見えるのですが・・。

 

電車の時刻表を全部覚えていたり、言葉遣いがやたら大人びて流暢だったり、オレンジ色の服や空き缶にこだわりがあったり・・・、自閉症あるあるのエピソードだと思いました。

 

あと、うーやんの妹のともちゃんが婚約が破談になったとき「僕が馬鹿だから?」ととっさに察する言葉が出てくることにも違和感・・あれは知的に障害がある方が言えるものなのかなぁと疑問。

 

このようにあれ?と思う部分もありましたが、全体的に良く出来ていた作品だと思いました。

 

特に、施設のお金の滞納問題知的障害の犯罪率やホームレス率の高さなど現実社会の厳しさなどもきっちり描かれていたことが良かったです。

 

一見曲者(?)のアルコール中毒気味の施設のおばさんの言葉には現実味がずっしりありました。

 

あの太り過ぎの女子高生や、ともちゃんの婚約者のような人がこの社会にはまだまだ大多数いるのですよね・・。

悲しいことですが、これを受け入れなければいけないのですよね・・。

 

この映画をみて、社会的弱者とは何なんだろう?どうすれば生きる術が見つかるのだろう?と考えるキッカケにもなりました。

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