晴れた日には本を読もう

主に読んだ本、映画、美容情報を更新していきます。

小池真理子「愛するということ」

今日紹介したい本はこちら

↓  ↓  

小池真理子「愛するということ」

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

愛するということ [ 小池真理子 ]
価格:575円(税込、送料無料) (2017/4/24時点)


 

 

 

こちらの本は確か3年半前、失恋で落ち込んでいた時期にオススメされた本でした。

今更になって読みました(3年前に読んでいればよかった・・)

 

愛の始まりから失恋を描いたという、あくまでの普通の恋愛小説ですが、失恋したときの主人公の苦しい心情がこれでもか、これでもか・・というほど綴られていて、この描写がいちいちリアルで・・・失恋真っ只中にいる人には共感間違いないでしょう。

 

それにしても、主人公の元彼の野呂&セフレの柿村には、何だかあまり魅力を感じることが出来ませんでした。

 

男の愚かさやずるさや悪さが凝縮されていて、正直嫌な気持ちになりましたね。

 

前に片思いしていたあの彼を思い出してしまいましたよ・・。

 

主人公が関わる男性の中では、俳優の拝島さんが一番好感を持てました。

 

小池さんの書く文章も素敵だし、「失恋小説」としては傑作でした。