貧困について考える。国民がいくら騒ごうが貧困≒自己責任にならざるを得ない
ご無沙汰していました。
最近、貧困の本を続けて読んだりしています。
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最後にブログを更新した後から、世の中はコロナ禍で大変なことになってしまいましたね
私は2月3月当時、コロナはそこまで騒ぐほどのことではない、感染者数もそこまで多くならないしそのうち収束していくだろう(←この予測は喪ごとに外れてしまいましたね・・・)、それよりコロナの影響によって経済がまわらなくなったり経済的打撃を受ける人も多くなったり自殺者が増えるのではないかと心配していました(←そちらは私の予測通りになってしまいました)
私自身も、今年はコロナの影響と経済的な打撃をもろに受けた一人です。
そんな状況になっても、国は何も救ってはくれないということを改めてこの1年で実感しました。
国民一律給付金10万円、経営者&事業者による100万円給付、飲食店休業補償金50万etc、、、、1か月か2か月だけの我慢なら十分な手当てだと思います。
しかし、もうじき1年ですよ
給付金や補償金なんて、あっという間に消えてしまいますよ・・・
TwitterなどSNSでは貧困やお金についての書き込みを沢山みます。
「こんな状況なんだから毎月10万円くらい配布して欲しい」
「月10数万円の給料で満足している人たちは間違っている。誰もが皆豊かになるように声をあげよう!」
「低収入、節約を当たり前だと思っているこの国、もう終わった」etc
皆さん、このご時世ですからお金については過敏になっている様子が伝わってきます。
しかしよく考えてみて下さい。
パニックで国民がこれほど騒いでいる状況でも国は助けてくれないし、GOTOキャンペーン云々(←旅行なんてお金に余裕がある層向けだよね?)とか見当違いなイベントやっている、、、これが日本という国なんですよ。
税金下げろ!
給付しろ!
豊かな国にしろ!
いくら国民が騒ごうが政府には届きませんよ・・
だって、今のこの状況でさえ最低限のお金さえ出せないのですから、、、もう国全体が赤字でヒーヒー言っているのでしょう
貧困を仕方ないと受け入れてしまうのは、「個人の問題」「自己責任論」の問題と捉えているからだという意見をよく聞きますが、そう思わざるを得なくしてしまう。。それが今の日本の社会ですよ。。
今回のコロナ騒動で勝ち組な人って、テレワーク出来て給料も変わらずのホワイト企業に勤めている人、いざという時のための貯蓄をしている人ですよね。
会社は個人で選べるし、貯金してなかったお前が悪い←前述したようなことを言いながらも、こういうことも平気で言えてしまうから恐ろしいです。
貧困≒「自己責任論」という風潮はまだまだ続いていくのでしょう。